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 市バス車両概要・データ


 平成21年3月現在,在籍している1027両の車両について解説します.
 最新データへの更新は新車導入・廃車が落ち着いた頃に行います.

在籍車両の用途・車種別分類


 用途別に分類すると基幹系統用,一般系統用,都心ループ系統用の3種類あります.
 車種別では大型車(10.5m),中型車(9m),小型車(7m)が在籍しています.

 

 基幹系統用


大型車<69両>
 いわゆる快速系統である基幹バスは,1号系統東郊通線は一般車と同じ前乗後降,2号系統出来町線は名鉄バスと共同運行を行っている関係で,交通局で唯一の中乗前降方式となっています.塗色は基幹専用色です.最近はラッピングバスが多くなっています.
1号系統用に21両,2号系統用に48両在籍.


▲基幹系統用車両の塗装

 

 一般系統用


大型車<757両>
 市内のあちこちで見かける青白塗装の交通局の主力車両群.
降車時の効率を高めた3扉ツーステップ車で有名でしたが,最近ではノンステップ車への買い替えが急速に進み,今や絶滅危惧種に.なお,ワンステップ車両や中型車幅の車両はありません.
毎年継続的に導入されており,年代によって細かな仕様が違うなど,様々なバリエーションがあり興味が尽きません.

中型車<143両>
 需要の少ない路線で活躍する中型車は,ツーステップ車の他に,ワンステップ車とノンステップ車も在籍しています.
 

小型車<48両>
 98年に日野を10両,三菱を8両導入しました.これらはツーステップ車両です.
その他に03年導入のノンステップ車30両が在籍しています.
主に地域巡回系統で活躍します.


▲一般系統用車両の塗装(大型車)


▲一般系統用車両の塗装(中型車)

 

 

 ループ系統用


小型車<10両>
 98年と99年に三菱が10両導入されました.全車ワンステップ車です.


▲都心ループ系統用車両の塗装

 

Bus Car Data 1

  
図1 用途別在籍車両割合          図2 車種別在籍車両割合

 

 

在籍車両のメーカー別分類


 交通局の新車調達は,かつては随意契約で行われていました.公営企業ということもあり,国内全4社から新車を購入し,車庫によって特定のメーカーが配置されていました.(日野4:いすゞ3:三菱3:日産2の割合)
 その慣例も競争入札となった現在ではなくなり,毎年特定の車種が大量に購入され,全車庫に配置されています.これによりメーカーの勢力図も大きく変わってきています.

 

 シャーシ(車台)メーカー


メーカー名
現在の車両数
現在の割合
平成14年時点の割合
日野自動車

342両

33%

← 33%
いすゞ自動車

217両

31%

← 24%
三菱ふそうトラック・バス

229両

22%

← 25%
日産ディーゼル工業

139両

14%

← 18%
 

 随意契約時代から引き続き,首位をキープし続けているのが日野自動車です.競争入札への移行後もコンスタントに契約を取得し続けたことに加え,平成18年度の110両大量契約でその座を揺るぎないものにしました.
これに加え,徐々に勢力を拡大したのがいすゞ自動車です.以前は三菱ふそうと勢力が拮抗していましたが,車両の大量入換時期(H17年・H19年・H20年)の連続契約で飛躍的に勢力を伸ばしました.
かつて次席にあった三菱ふそうは,不祥事による長期間指名停止処分の長い冬を超え,H20年の契約で息を吹き返しました.

 

 コーチビルダー(車体メーカー)


シャーシメーカー
メーカー系列
車両数
割合
メーカー
車両数

日野→

日野系列

 342両

 33%

日野車体工業

 147両

ジェイバス

195両

いすゞ→

いすゞ系列

293両

28%

184両

いすゞバス製造

109両

富士重

88両

9%

富士重工業

24両

日産D→

64両

西工

75両

7%

西日本車体工業

75両

三菱ふそう→

三菱ふそう系列

229両

22%

三菱自工

10両

MBM

219両


 次にシャーシメーカーとコーチビルダーの関係です.

 日野自動車は日野車体工業系列で,三菱ふそうは三菱ふそう系列で,それぞれ直系のコーチビルダーで全車両架装しています.
 いすゞ自動車は直系のいすゞ系列で架装する純正車体と,富士重工業で架装する改造形式扱いの車体が存在していました.日産ディーゼルは富士重工業で架装していました.
 現在は富士重工業のバス車体製造からの撤退に伴い,いすゞ自動車は全ていすゞ系列で,日産ディーゼルは西日本車体工業で架装が行われています.

日野系列=日野車体工業、ジェイ・バス
三菱系列=三菱自工(名古屋)、三菱ふそうバス製造(MBM)
いすゞ系列=I.K.C、いすゞバス製造、ジェイ・バス

 

Bus Car Data 2


図3 メーカー別在籍車両割合
(内円:シャーシメーカー   外円:コーチビルダー)

 

車種別 自動車保有台数


 車両番号で分類すると,以下のように整理されます.車両番号について詳細はコチラをご覧ください.

 
x
Kx
NKx
Nx
Rx
Mx
NMx
Sx
NSx
Tx
合計

53

11

23

216

0

29

0

10

0

0

342

64

0

11

202

0

20

20

0

0

0

317

25

14

0

95

0

17

30

8

30

10

229

35

0

10

67

0

17

10

0

0

0

139

合計

177

25

44

580

0

83

60

18

30

10

1027

 

その他のデータ集


項目
両数
全体(1027両)に占める割合

ノンステップバス

714両

69.5%

ノンステ&ワンステ

727両

70.8%

低公害車(CNG,電気式,蓄電式)

68両

6.6%

オートマチック車

568両

55.3%

エアサス車

1007両

98.0%

ISS※車両

--両

--%

BGM音楽放送機能付き車両

--両

--%

3扉車

74両

7.2%

ISS=アイドリングストップ・スタートシステム 


▲低公害車(CNGバス)


▲残り少なくなってきた3扉車

 

運行管理受託車両について


 交通局が保有し管理運行を行う車両は,上記で紹介してきた1027両です.
 (名鉄バスに運行委託する大森営業所分111両を含む)
 これ以外に,名古屋ガイドウェイバスよりガイドウェイバス8両を,また市民経済局よりなごや観光ルートバス4両の管理運行を受託しています.つまり,交通局が管理運行を行っている車両数は,合計で1039両です.

 その他に,営業に使用しない車両として,研修車が5両と,トラックなど業務用車両を十数台保有しています.


▲ガイドウェイバス


▲観光ルートバス「メーグル」

 

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