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600形×24両 700形×4両
ことでんは琴平線,志度線,長尾線の3路線から構成されており,このうち志度線と長尾線は,施設やカーブなどの制約で大型車(18m以上)が入れず,小型車で運行されてきました.このため大型車の多い他鉄道からの中古車購入による車両更新が進まず,この2線では旧型車が取り残されることとなり,早急な車両の置き換えが求められていました.
車両は京王重機整備北野工場にて改造工事を受けました.軌間は1435mmで同じですが,集電方法が異なるため,台車から集電靴を撤去し,新たにパンタグラフが搭載されました.昇圧(600→1500V)も行われています. また,新たに冷房装置が1両あたり3機搭載されました.この冷房装置は,中央のそれと両端のそれで異なったものを組み合わせて使用しています. このようにグレードアップ改造が行われた一方,旧型車と連結運転を行う必要性から,マスコンは自動加速車用のものから手動加速車用のものに,ブレーキは電磁直通から直通空気へと,制御装置はダウングレードされました. 客室は床からシートまで全て一新されました.
ことでんの鉄道事業は順調かと思われましたが,その1年後の平成13年に,百貨店事業失敗のあおりを受け,ことでん本体も倒産.地元企業の支援を受けて再生計画がスタートしました.この再生計画の一環で,各路線にカラーが制定され,車両も塗り替えられました(志度線は赤,長尾線は青緑).また,平成14年に長尾線に2両追加導入されました. さらに再生計画では,全線で旧型車を置き換え,完全冷房化を行うことになりました.その内容は,長尾線に大型車対応工事を施し,大型車を大量導入することで,旧型車を一掃.余剰となった元”黄電”を志度線に移籍させて,志度線の旧型車も置き換えるというものです.この計画は平成18年から19年にかけて行われました.この際,志度線の増結用単行車両の置き換えのため,旧長尾線車両4両に増結車改造が行われています.
元東山線250形,700形,元名城線1600形,1700形,1800形,1900形から改造された形式で,以前は中間車です. 東山線グループと名城線グループで車体断面が異なります. 運転台がオフセット配置された元東山線250形の前面形状が特徴です.
元東山線300形,元名城線1200形から改造された形式で,以前からの先頭車. 丸みを帯びた形状と丸目のライトが特徴です.
ここでは平成15年頃撮影した,白とエメラルドグリーンの旧塗装の画像を紹介します.
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